2020年の6月、5歳上の兄が45歳のとき脳出血を発症しました。手術により命は繋ぎとめたものの、右半身麻痺と失語症の後遺症が残り、現在もリハビリ中です。
兄のこともあってか、何となく最近、この”脳出血”という病名をよく耳にします。
有名なところでは、兄と同時期2020年6月に20代後半という若さで発症された、俳優の清原翔さん。2021年に発症された、医師で元タレントの西川史子さん。
その他にも多くの方が発症されており、中には、残念ながら命をおとされた方もいます。
脳出血による後遺症は様々で、出血が右脳なのか左脳なのかによっても症例が異なります。
兄の場合は左脳からの出血だったので、右半身麻痺と言語野の損傷による”失語症”という後遺症が残りました。
発症当時は、脳出血という病名も初めて耳にしましたし、ましてや失語症なんていう言葉など聞いたことがありませんでした。もちろん、それがどういった症状なのかも知らず、どう対応すれば良いかもわかりませんでした。
これから、兄の脳出血発症から現在に至るまでを日記にして公開しようと思います。
これは、私自身の備忘録でもあり、同じように家族が失語症になってしまった身内の方々にとって一助になればと思い、下手な文章ですがありのまま記していきたいと思います。